ニセコワイナリーは、スパークリングワインの「スペシャル キュヴェ」と「ロゼ」の2種類を敷地内醸造所で醸造し、販売しています。
豊かな香り、エレガントなさっぱり系の青りんごの香りと綺麗な産を味わえる、とても繊細なワインに仕上がっています。
約15ヶ月の瓶内2次発酵で生じたオリ(発酵を終えた酵母の残滓)を、ルミアージュ(動瓶といわれる、瓶の角度を1/4ずつ毎日2回、1ヶ月間回転を繰り返す作業)によって瓶の頭に集め、集めたオリを凍結して噴出させるデゴルジュマン(オリ飛ばし)で完全に取り除きました。クリアなきめ細かい泡が長く続きます。
原料 | 羊蹄山の南西側山麓、ニセコ町近藤の自社有機認証圃場で栽培した欧州系高級ワインぶどう(ヴィニフェラ種)を100%使用。 |
品種 | シャルドネ、ソービニオンブロン、ミュラートラガウ、ケルナー、ゲビュルツトラミーナを混醸。 |
収穫日 | 2020年10月10日〜16日 |
平均糖度 | 20度 |
仕込み日 | 2020年10月10日〜17日 |
発売 | 2022年8月1日 |
製造者 | ニセコワイナリー |
ラベル作成者 | 石戸谷 準(江別市在住ステンドグラス作家) |
販売者 | 羊蹄グリーンビジネス株式会社 |
アルコール度 | 12.5% |
注意事項 | 内圧が約6気圧と強いので、7~10度程度にしっかり冷やしてからゆっくり少しずつコルクを開栓してください。 |
透明度の高いバラ(Rose)色のワインに、長い時間続くきめ細かな泡を目で楽しみ、フレッシュでフルーティな香りを嗅覚で感じられます。
最後に凝縮された果実味と綺麗な酸を味わえる、とても繊細なスパークリング・ロゼに仕上がっています。
繊細なロゼ色は赤ワイン用品種の果皮に含まれる色素で決まります。色素は太陽の力で作り出される自然の色合いで、天候により毎年少しずつ違ってきます。
発酵の過程で色素は淡い色に変わり、瓶詰め後は太陽光線にまったく触れない地下のセラーで保管し、綺麗なロゼ色を保ちます。
原料 | 羊蹄山の南西側山麓、ニセコ町近藤の自社有機認証圃場で栽培した欧州系高級ワインぶどう(ヴィニフェラ種)を100%使用。 |
品種 | 赤ワイン用品種のピノ・ノワール、ツバイゲルトレーベ、メルロー、ドルンフェンダーを直接圧搾法により搾汁し、混醸。 |
収穫日 | 2021年10月9日〜16日 |
平均糖度 | 20度 |
仕込み日 | 2021年10月10日〜17日 |
発売 | 2022年7月17日 |
製造者 | ニセコワイナリー |
ラベル作成者 | 本間 泰則(ニセコワイナリー) |
販売者 | 羊蹄グリーンビジネス株式会社 |
アルコール度 | 12.5% |
ニセコワイナリーのスパークリングワインは食前酒だけでなく、お食事とともに楽しめると好評です。特に、お寿司や酢飯を使った和食は、スパークリングワインの酸味と絶妙にマッチします。また、色の薄い肉、たとえば鶏肉を使った料理とも相性が良いです。
クリームチーズ、スモークサーモンにレモンを絞ったカナッペ、生牡蠣や生ホタテにレモンを絞った海鮮カナッペにも相性バッチリです。ライ麦パンのスライスにブルーチーズを少し乗せてトーストし、ささっと蜂蜜を垂らしたおつまみもおすすめです。
ニセコワイナリーのスパークリングワインの原料となるブドウは、冷涼な気候と短い生育期間のため収穫時で20〜21度の糖度、酸も多めに残っています。スパークリングワインには、ちょうどよい糖度と酸のバランスとなります。
温暖で乾燥しているカリフォルニアやチリで栽培されるブドウの糖分は26〜28度と、フルボディの赤ワインや樽で熟成された白ワインに向いています。一方、冷涼な気候のニセコでは、糖度が20度前後の糖度のブドウとなり、スパークリングワインにはちょうどよい「酸味」になります。
スパークリングワインの場合は「酸味」が美味しさの決め手となります。酸味と泡の刺激が混ざり合い、飲んだときのフレッシュ感が生まれます。