事業概要

羊蹄グリーンビジネスの自社管理農園がこだわるもの

100%無化学農薬、100%無化学肥料

農場の生態系を壊さないように、化学農薬は使用しません。たくさんの動物や微生物が存在する豊かな土壌から、ブドウ本来の味ができると考えているので、化学肥料は使用しません

有機農法は、自然のサイクルを最大限活用して土壌の健康を維持し、ブドウの害虫や病気を防ぐ努力を重ねています。ブドウ園では合成された化学農薬の使用を避け、土壌と植物や動物の多様性を維持しています。

農薬や化学肥料、除草剤に頼らない有機農業は、大きなリスクと常に隣り合わせです。芽が出なかったり、雑草がはびこったり、病気や害虫によって収量が激減したり、ときに作物が全滅することもあります。雑草を刈り続ける労力も大きなものになります。しかし、私たちはブドウの持つ生命力を信じ、研究、工夫し、北海道ニセコの土地に合ったワインぶどうの品種を絞り込み、ニセコのワイン造りを追求し続けます。

ニセコオーガニックスパークリングワインの原料となる醸造用ぶどうはすべて有機認証を取得した自社管理ヴィンヤードから提供します

醸造用ぶどうは、JAS有機の認証を受けた畑で栽培し、すべて無化学農薬・無化学肥料です。生育管理、収穫、JAS有機認定された作業スペースでの厳密な選別、JAS有機の格付け、有機農産物加工酒の認証を受けた醸造所でのワイン造り、すべて一貫して私たちで行っています。

農場の概要

3ヵ所の有機ワインぶどう圃場を運営しております。

ニセコ町近藤地区 

近藤ヴィンヤード

見晴らしヴィンヤード

羊蹄ヴィンヤード

栽培面積 3ヵ所合計 4.0ha

羊蹄山に最も近く標高が200メートル強、とても冷涼な地域です。これらの圃場はすべて有機認証を取得しています。

有機認証

2008年にはブドウ畑を有機農法に移行し始めました。2010年に始めて有機認証を受け、その後取得した農地はすべて有機認証を得たのちにブドウの苗木を植えつけてきました。2018年2月現在、ニセコ町近藤地区に所有する3箇所、合計4haのブドウ畑が有機認証されています。 有機的なブドウ栽培がブドウ畑やブドウやワインの品質に与えるプラスの効果を実証するには、慣行農法によるブドウ栽培と同じ条件で比較する必要があり、新たに取得した農地で実験を開始します。

 

有機認証圃場に投入可能な資材

第三者有機認証機関に、まずニセコワイナリーから有機適合証明付きの資材の事前承認を求めます。第三者認証機関は、有機適合資材証明書の真偽、製造工程図を詳細にチェックし、使用許可を発行してくれます。

さらに毎年現地に出向いて、許可された有機適合資材のみが使用されているか確認するために、すべての内部記録、作業記録および領収証等を検査します。この毎年の検査を通り、認定されたぶどう畑から生産されたブドウは有機的に栽培されたブドウとして格付けされ、有機栽培の原料ブドウが確保されます。

 

オーガニックワイン

さらに醸造所において他の原料などから汚染されることがないように設備、作業工程が厳格に検査され、有機農産物加工酒を醸造する加工設備として認定されます。

ワインは、葡萄の100%が認証され、かつ有機加工酒の認証を得た醸造所で搾汁、発酵、瓶詰めされていれば「有機的ワイン」と分類され、ワインのラベルに「オーガニックワイン」と表示することができます。

 

堆肥

毎年、両方のワイナリーで、私たちは葡萄の茎と搾り汁(発酵した皮と種子)を、近隣の牛糞堆肥や牡蠣殻、ホタテの貝殻など有機的な石灰や石膏などを混ぜ合わせて有機質を豊富に含む堆肥にします。 1年間堆肥化されたこの完熟堆肥は、収穫後にブドウ園に散布し、私たちの土壌に栄養を与え、ブドウの栄養を補給します。

 

カバークロップ、緑肥

私たちは、ブドウの健康を維持するのに十分な窒素と有機物を加える土壌構築用のクローバーを中心としたマメ科植物を中心にブドウの垣根の間に栽培し、定期的に草刈機や鎌で刈り込みます。 有益な昆虫の個体群を増加させるため、侵食防止のため、深く根づく多年生雑草で土壌を深く耕すことを目標にしています。ニセコワイナリーのブドウ畑はグリーンシーズン中は葉っぱの緑、雑草の花の色、綿毛の色など、折々に変化します。

 

統合病害虫管理(Integrated Pest Management, IPM)

私たちは、害虫および病気の管理にIPMプラクティスを使用しています。 IPMは、農作物の被害を防ぐために害虫とその天敵を慎重に監視しながら、幅広い農法を組み合わせた害虫と疾病に対するシステムアプローチです。

 

病気の管理

べと病対策として、定期的にボルドー液を散布し、感染を予防します。ブドウの房が夏の強烈な日差しで日焼けしないように、葉っぱの陰で守り、かつ風通りしを良くして、朝露や雨が降って濡れてしまう房を少しでも早く乾燥させ、病気にかかるリスクを最小化しています。